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モウセンゴケ

百科事典マイペディアの解説

モウセンゴケ

モウセンゴケ科の食虫植物多年草で,北海道〜九州,北半球に広く分布し,湿地にはえる。葉は根生してロゼット状に地面に広がり,杓子(しゃくし)状で柄が長く,表面には腺毛密生分泌液で小動物を捕え消化する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

モウセンゴケ
もうせんごけ / 毛氈苔
[学]Drosera rotundifolia L.

モウセンゴケ科の多年生食虫植物。葉は根生し、長さ2~8センチメートルの明瞭(めいりょう)な葉柄があり、杓子(しゃくし)形で長さ、幅ともに0.5~1センチメートル。縁(へり)に長い毛があり、表面は赤色またはほぼ透明な腺毛(せんもう)に覆われ、名は、これに由来する。この腺毛から粘液を分泌し、小動物が腺毛に触れるとこの粘液でこれをとらえ、消化する。6~8月、高さ6~30センチメートルで無毛の花茎に総状花序をつくり、片側に数個の花を開き、先は渦巻状に巻く。花は白色の5弁花で、1輪ずつ上方に向かって開いていく。萼(がく)は深く5裂し、裂片は長楕円(ちょうだえん)形、縁に短腺毛がある。花弁は枯れたまま、果実期にも残る。花柱は3本で深く2裂する。(さくか)は楕円形で萼より長く、褐色に熟して3裂する。日当りのよい酸性湿地に生え、北海道から九州、および北半球の亜寒帯、温帯に広く分布する。
 近縁のナガバノモウセンゴケは、葉は線状披針(ひしん)形で、長さは本種より長く、3~4センチメートルである。[小林純子]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

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