コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

モルフォチョウ Morpho; morpho butterfly

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

モルフォチョウ
Morpho; morpho butterfly

鱗翅目ワモンチョウ科モルフォチョウ属に属する種の総称。独立のモルフォチョウ科 Morphoidaeとして扱われることもある。中央・南アメリカに固有で,40種余が知られる。雌雄が著しく異なり,雌は褐色の地味な色彩であるが,雄は華麗な色彩をもつものが多く,一般に青緑色に輝くものがよく知られているが,他に黒褐色の地に青色の帯のあるもの,光沢のある白ないし水色のもの,全体褐色で金属光沢のないものなどがある。幼虫の食草はマメ科植物である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディアの解説

モルフォチョウ

鱗翅(りんし)目モルフォチョウ科の総称。タテハチョウ科の1亜科とすることもある。中南米のみに分布し,50余種ある。茶色やオリーブ色タイヨウチョウ太陽蝶)類,薄水色のミズイロモルフォ類,金属青藍色に輝くレテノールモルフォおよびメネラウスモルフォ類の3群に分けられる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

モルフォチョウ

鱗翅目モルフォチョウ科Morphidaeに属する昆虫の総称。系統的にはワモンチョウ科にもっとも近いとされているが,ジャノメチョウ科やタテハチョウ科などにも近縁である。南アメリカおよび中央アメリカの熱帯に栄えており,約80種が知られている。青色の金属光沢をもつ大型種の多いことでよく知られている。 成虫の大きさは開張7cm前後のポルティス・モルフォMorpho portisから20cm以上のヘクバ・モルフォ(タイヨウモルフォ)M.hecuba(イラスト)までさまざまで,翅の面積に比べて胴の長さが極端に短いのが大きな特徴である。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のモルフォチョウの言及

【チョウ(蝶)】より

…全世界に約100種が知られている。(7)モルフォチョウ科 金属光沢に輝く翅をもつ種類が多いが,なかにはまったく光沢のないものもある。系統的にはタテハチョウやワモンチョウに近く,むしろそれらの祖先型と考えられる。…

※「モルフォチョウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

モルフォチョウの関連キーワードワモンチョウ(輪紋蝶)タイヨウモルフォヘクバ・モルフォモルフォ蝶アマゾン川ブラジル

今日のキーワード

内密出産

ドイツで2013年に法律が制定され、14年から実施されている妊婦支援の制度。母親は相談機関に実名で相談し身元を明かす証書を封印して預け、医療機関では匿名で出産する。子は原則16歳になったら出自を知るこ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android