コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ヤマゴボウ

4件 の用語解説(ヤマゴボウの意味・用語解説を検索)

栄養・生化学辞典の解説

ヤマゴボウ

 →ゴボウアザミ

出典|朝倉書店
栄養・生化学辞典について | 情報

百科事典マイペディアの解説

ヤマゴボウ

ヤマゴボウ科の多年草。日本全土,東アジアの温帯に分布し,人家付近にはえる。根は肥大し,円柱形。茎は太く,直立し,高さ1m内外となり,大型で楕円形の葉を互生する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
百科事典マイペディアについて | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ヤマゴボウ【Phytolacca esculenta van Houtte】

中国北部,朝鮮原産で,栽培されるヤマゴボウ科の大型の多年草(イラスト)。根は塊状に肥大し,柔らかく太い茎と大きな全縁の葉をつける。茎は円柱形で分枝して広がり,高さ1.5mほどになる。葉は互生し,柔らかく,楕円形で長さ10~25cm,幅5~10cm。6月から9月にかけて,葉と対生の位置に直立する総状花序を作り,小さな白色の花を多数つける。花被は5枚。おしべは8本。めしべは輪状に並ぶ8個の離生心皮からなる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヤマゴボウ
やまごぼう / 山牛蒡
[学]Phytolacca esculenta Van Houtte

ヤマゴボウ科の多年草。全草無毛。茎は円柱形で肥厚し、高さ1.5メートルに達する。葉は互生し、楕円(だえん)形または卵状楕円形で、長さ10~20センチメートル、中央がもっとも広く、先端は急に鋭くとがる。夏から秋、枝から約15センチメートルの花茎を直立して、短い柄のある総状花序をつくり、白色花を密に開く。花は短い柄があり、花被(かひ)片は五枚、卵形で先は丸い。雄しべは8本、葯(やく)は淡紅色。雌しべは淡緑色で、8個の心皮が輪状に並ぶ。果穂は直立し、液果は宿存萼(がく)をつけたまま黒紫色に熟し、8個の分果が輪状に並ぶ。種子は黒色で1個。中国原産で、栽培される。名は、根がゴボウに似ることによる。根は漢方で利尿薬に用い、若葉は食用とする。山牛蒡(やまごぼう)とよんで食用にするのは本種とは別物で、アザミ属のゴボウアザミやモリアザミである。北アメリカ原産の近縁のヨウシュヤマゴボウに似るが、ヨウシュヤマゴボウは、花序が果実期に垂れ下がり、心皮が5個なので区別できる。ヤマゴボウ科の多くは熱帯に分布し、約17属約120種ある。[小林純子]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内のヤマゴボウの言及

【堕胎】より

…いうまでもなく非合法の場合も多かったので,川柳などによまれて諷刺の対象ともなっている。薬方は水銀を主としたらしいが,民間ではホオズキの根,ヤマゴボウの根,ハランの茎,ナンテンなど主として子宮に挿入する方法や,高所から飛びおりたり階段から落ちるなど機械的な方法が用いられた。薬品には強い下剤を飲んだり薬を挿入するなどの薬物使用,さらに神仏に祈願したり呪術にたよるなど,概して他人に知られずに目的を達しようとした。…

※「ヤマゴボウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ヤマゴボウの関連情報