ユニゾン(読み)ゆにぞん(英語表記)unison 英語

日本大百科全書(ニッポニカ)「ユニゾン」の解説

ユニゾン
ゆにぞん
unison 英語
unisson フランス語
unisono イタリア語
Einklang ドイツ語

音楽においてテクスチュア(音構成原理)を形成する方式の一つ。同一の音高を同時に響かせることをいう。その厚みを感じさせる効果が特徴で、労働歌、国歌、寮歌ばかりでなく、歌曲や管弦楽曲でも他の多声的なテクスチュアとの対比を強調するときに用いられる。オクターブ関係にある音を重ねて進行すれば純粋のユニゾンではないが、オクターブ平行の意識が働かず、男女が同一旋律を斉唱するときなどはユニゾンとみなすこともできる。

[山口 修]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア「ユニゾン」の解説

ユニゾン

〈一つの声〉ので,複数の楽器もしくは声部によって一つの旋律が歌われること。男声女声のように1オクターブの差がある場合も含める。同一旋律の多人数による歌唱斉唱(せいしょう)ともいい,合唱

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

精選版 日本国語大辞典「ユニゾン」の解説

ユニゾン

〘名〙 (unison 「一つの音」の意) いくつかの声部または楽器が、同じ音符や同じ旋律、またはオクターブの音や旋律を奏すること。斉唱。斉奏。〔外来語辞典(1914)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「ユニゾン」の解説

ユニゾン
unison

音楽用語。「1つの音」の意味。2つ以上の音が同時に重なった場合をいう。音程関係の同度。オーケストラ演奏で,各パートが同一の音を奏すること。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典 第2版「ユニゾン」の解説

ユニゾン【unison】

〈一つの音〉の意味であり,同音で構成される音程を指す。複数の楽器(楽器群)または声部が,同じ音符あるいは旋律を同時に奏すること。この場合,厳密に同一の音高ではなく,バイオリンとチェロのユニゾンのように,オクターブの違いがあってもよい。また,同一旋律を多人数で歌唱する場合には斉唱ともいい,単調ではあるが力強い効果をもたらすことがある。【寺本 まり子】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

緑酒

〘名〙 緑色の酒。よい酒。うまい酒の色としていう。※菅家文草(900頃)五・雨晴対月「緑酒猶催醒後盞、珠簾未レ下暁来鈎」※一高寮歌・嗚呼玉杯に花うけて(1902)〈矢野勘治〉「嗚呼玉杯に花うけて 緑酒...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android