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ヨウム Psittacus erithacus; grey parrot

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヨウム
Psittacus erithacus; grey parrot

インコ目インコ科。全長 28~39cmの中型から大型のインコ。眼のまわりは白い皮膚が裸出し,頭部,下腹部,腰は灰白色,尾は赤色,の羽は黒色で,体のほかの部分は灰色。と脚は黒い。アフリカケニアからナイジェリアガーナリベリアにかけて分布する。森林中に生息し,ほぼ一年中群れになって生活している。羽色が美しいことやものまねが上手なことなどから,古くから飼鳥として捕獲され,今日では生息数はかなり減少している。

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百科事典マイペディアの解説

ヨウム

オウム科の鳥。翼長23cm,体は灰青色で,尾羽と下尾筒は鮮紅色。熱帯アフリカに分布し,1対または大群をなして生活。果実,種子,穀物などを食べる。オウム,インコ類中,最もよく人語をまねる鳥として知らる。
→関連項目オウム

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知恵蔵miniの解説

ヨウム

ケニアからナイジェリア、ガーナ、リベリアにかけてのアフリカ西海岸の森林地帯に分布するインコ目インコ科のインコの一種で、学名はPsittacus erithacus。全長は30〜40センチメートル前後と大型で、体の大半は淡灰色の縁取りのある灰色の羽毛に包まれ、風切り羽根は黒色である。顔面部には羽毛がなく白く、くちばしは黒い。知能が高く、人の言葉をよく覚える種として知られており、日本でもペットとして人気がある。2016年5月2日、ヨウム生息国の一つであるガボンがヨウムの国際取引禁止を提案し、同年9月に南アフリカで開かれるワシントン条約の締約国会議において、議論されることになった。この提案に対し、EU(欧州連合)は支持を表明し、米国も支持する方針でヨウムの国際取引が禁止される公算が大きくなった。

(2016-5-10)

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヨウム
ようむ / 洋鵡
grey parrot
[学]Psittacus erithacus

鳥綱オウム目オウム科の鳥。アフリカの森林に生息し、古くからヨーロッパに輸入され飼い鳥として著名であるが、日本では多くは飼われない。人語のまねでは、南アメリカ産のボウシインコ類をしのぎ1位とされる。全長33~40センチメートル。全体に淡灰色で、頸(くび)、胸にかけ羽縁が鱗(うろこ)状に淡色となり、上下尾筒と短い尾が赤い。目の周囲から嘴(くちばし)にかけて白色をした特有の顔をなし、嘴は黒色。羽色変異としてムジヨウムなど4型があり、ほかにコイネズミヨウムという亜種がある。[黒田長久]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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