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ヨードホルム iodoform

翻訳|iodoform

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヨードホルム
iodoform

トリヨードメタン。化学式 CHI3 。融点 120℃。特別な臭気のある黄色粉末。水にはごくわずかに溶け,アルコール,エーテルに可溶。創傷面の消毒に用いられたことがある。エチルアルコール,アセトンなどにアルカリ水溶液を加え,さらにヨウ素 (またはヨウ化カリウムと酸化剤) を加えるとヨードホルムの黄色沈殿を生じる。エチルアルコール,アセトンなどの CH3CH(OH)-,CH3CO- を検出するヨードホルム反応は,この反応を利用している。

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百科事典マイペディアの解説

ヨードホルム

化学式はCHI3。特有の臭がある黄色の結晶。融点119℃。水に不溶エタノール可溶。光,熱,アルカリにより分解。分解して発生するヨウ素が殺菌作用を示すため,外傷の防腐剤として使用。

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大辞林 第三版の解説

ヨードホルム【Jodoform】

エタノールまたはアセトンに水酸化アルカリを加えて加熱後、ヨウ素を反応させて得る黄色の結晶粉末。化学式 CHI3 特有の臭気がある。水に微溶、エチルアルコール・エーテル・クロロホルムなどの有機溶媒に可溶。かつては傷口の消毒に用いた。劇薬。

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