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ラドム Radom

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ラドム
Radom

ポーランド中部,マゾウィエツキェ県の都市。ワルシャワの南約 100kmに位置する。 12世紀に建設され,主要な二つの交易路の交点にあたる商業中心地として発達,1360年にはカジミエシ3世 (大王) により交易上の特権を与えられた。その後ポーランド士族 (シュラフタ ) の会議地となり,さらには全国議会 (セイム ) の開催地となったが,特に「王の法令制定にはすべて議会の承認を要する」などを決めた 1505年の議会は有名。 1793年の第3次ポーランド分割後はオーストリアに占領され,ワルシャワ公国 (1807~15) を経てロシア領「会議王国 (ポーランド王国) 」に編入。 1918年にポーランドに復帰した。第2次世界大戦中はドイツ軍の占領下で大量虐殺の場となった。近代以降は金属,化学,機械,皮革,繊維,ガラスなど各種の工業が行なわれる。人口 22万 9699 (2002) 。

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百科事典マイペディアの解説

ラドム

ポーランド中東部,ワルシャワ南方約90kmの都市。鉄道の中心地で,工業発展地域の中核にあり,機械・金属・化学・皮革・タバコなどの工業が行われる。1187年に教会が建設され,13―16世紀にはポーランドの主要都市の一つであった。

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世界大百科事典 第2版の解説

ラドム【Radom】

ポーランド中東部,同名県の県都。人口23万2300(1995)。シフィエントクシスカ山地の北端にあり,ワルシャワの南90kmに位置する。ポーランド最古の都市の一つで,古い街道筋の商業都市として繁栄した。14世紀以降ポーランド王国の中心がクラクフに移ってから18世紀まで地方議会が置かれ,政治的に重要な役割を果たした。工業都市としても重要で,各種機械工業をはじめ,皮革,ガラス,タバコ,醸造業が立地する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ラドム
らどむ
Radom

ポーランド中部、マゾフシェ県の都市。人口23万1341(2000)。ワルシャワの南90キロメートル、シベントクシュスカ山地の北端にある。1154年に初めて記録に現れるポーランド最古の都市の一つで、街道筋の商業町として栄えたが、14世紀以降、ポーランド王国の中心がクラクフに移ってからも18世紀まで議会と地方政庁が置かれ、政治的中心地であった。機械、皮革、ガラス、たばこ、醸造などの産業が立地し、工業都市としても重要である。[山本 茂]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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