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ランブール Limbourg

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ランブール
Limbourg

オランダ生れの画家3兄弟。ポール Pol,ヘルマン Herman,ジャンヌカン Jehanequinの3人で,ともに生没年未詳であるが,1400~16年頃にフランスで細密画家として活躍した。彫刻家アーノルド・ファン・ランブールの息子で,ブルゴーニュ公の宮廷画家 J.マルエルの甥であるため,マルエルと呼ばれることもある。パリの金銀細工師のもとで修業し,02年にポールとジャンヌカンはブルゴーニュのフィリップ (豪胆公) に仕え,11年頃には3人ともブールジュのベリー公の宮廷画家となった。はなやかな洗練された彩色写本の絵を描いた。作品は『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』 (1413~16,未完のため 85年に J.コロンブスにより完成。コンデ美術館) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

ランブール【Georges Limbour】

1900‐70
フランスの詩人,作家。パリ近郊クールブボアに生まれる。1921年にR.クルベルらと雑誌《アバンチュール》を創刊,その詩作活動がブルトンらの注目をひき,成立期のシュルレアリスム運動に加わる。しかし,生来漂泊の気質をもち,世界各地を旅する。短編集《名高い白馬》(1930)以後,多くの小説を発表。とくに《バニラの木》(1938)には濃厚な異国情緒とともに,切実な文明批判の傾向が見られる。【巌谷 国士】

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大辞林 第三版の解説

ランブール【Limbourg】

一四世紀末から一五世紀初めにフランスで活躍したフランドル出身の画家の三兄弟。聖書の挿し絵のミニアチュールなどを描いた。代表作「ベリー公のいとも豪華なる時禱書」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ランブール
らんぶーる
Georges Limbour
(1900―1970)

フランスの作家、詩人。クールブボアに生まれる。1921年にクルベルらとともに同人誌『アバンチュール』を創刊してブルトンに注目され、初期シュルレアリスム運動に加わる。詩集『沈む太陽』(1924)を発表してのち、世界各地を旅する。短編小説集『名高い白馬』(1930)以後作家として再出発し、異国情緒と文明批判を特徴とする多くの小説を発表する。代表作は38年出版の『バニラの木』Les Vanilliersであろう。[巖谷國士]

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