コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

リョコウバト リョコウバト Ectopistes migratorius; passenger pigeon

3件 の用語解説(リョコウバトの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

リョコウバト
リョコウバト
Ectopistes migratorius; passenger pigeon

ハト目ハト科。かつては北アメリカに空をおおうほど生息していたが,人間が無制限に捕獲して絶滅に追いやったことで有名なハト。全長 43cm。頭上から背,翼,尾は紫灰色,頸から上胸部は赤紫色,胸から腹部は淡紫褐色。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

リョコウバト

ハト科の鳥。絶滅鳥として有名。尾が長く,体長42cmくらい。背面は灰青色で,のどが赤褐色。かつて北米に多数繁殖していたが,肉が美味で,密集して営巣し集団で渡りをするなど大量捕獲が容易なため,急速に減少。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

リョコウバト
りょこうばと / 旅行鳩
passenger pigeon
[学]Ectopistes migratorius

鳥綱ハト目ハト科の鳥。絶滅種。ワタリバトともいう。カナダ南部からアメリカ南部諸州までの広葉樹林に大群をつくってすみ、不規則な移動をしていた。19世紀初めにオハイオ川上流で集団繁殖していたある群れが約22億羽と推定されたほど群集性が強く、群れが木に止まると、その重みで太い枝が次々に折れたという。しかし、急速な森林の伐採によりすみかを失い、また食用として乱獲されたため急激に減り、1867年に初めてニューヨーク州で狩猟禁止が決まり、その後各州もしだいにそれに倣ったが効果なく、最後に残った五大湖地方の群れも1885年以降急に小さくなり、1894年を最後に営巣しなくなった。多数で集まっていないと食欲も繁殖欲も弱くなる性質も災いしたらしい。飼育下での繁殖もあまり成功せず、初代大統領ワシントンの夫人の名をとった最後の1羽「マーサ」も、1914年9月1日に死んだ。尾が長く全長約43センチメートル。上面は紫色の金属光沢がある青灰色、下面は赤褐色。広葉樹の堅果のほか各種の木の実を食べていた。集団で樹上に巣をつくり、雌雄で抱卵育雛(いくすう)した。飼育下での産卵は1個であったが、野生の巣では雛(ひな)2羽が普通であったという。[竹下信雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

リョコウバトの関連キーワードアメリカバイソンアメリカ杉アメリカン白子鳩北米旅行鳩亜米利加汎アメリカ主義アメリカ アメリカハト科

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone

リョコウバトの関連情報