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レオーノフ Leonov, Aleksei Arkhipovich

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

レオーノフ
Leonov, Aleksei Arkhipovich

[生]1934.5.30. ケメロボ近郊
ソビエト連邦の宇宙飛行士。1953年空軍に入隊,戦闘機のパイロットとなる。1959年宇宙飛行士に選ばれた。1965年3月ボスホート 2号にバーベル・ベリヤーエフと乗り組み,地球を周回。宇宙船が 2度目の軌道を回っていたとき,史上初の 10分間の宇宙遊泳を試み,成功した。

レオーノフ
Leonov, Leonid Maksimovich

[生]1899.5.31. モスクワ
[没]1994.8.8.
ソ連の小説家。父は詩人で出版業者。中学生のときに十月革命を迎え,中学卒業後赤軍に身を投じ,国内戦での経験をもとに,1922年から作品を発表。『穴熊』 Barsuki (1924) ,『泥棒』 Vor (27) ,『ソーチ』 Sot' (30) ,『スクタレフスキー』 Skutarevskii (32) ,『大洋への道』 Doroga na okean (35) ,『ロシアの森』 Russkii les (53,57年レーニン賞受賞) などの長編小説で,ロシアと革命の運命をドストエフスキー的手法で描いた。ほかに戯曲『吹雪』 Metel' (40) ,『黄金の馬車』 Zolotaya rareta (46) など。 72年科学アカデミー会員。

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デジタル大辞泉の解説

レオーノフ(Leonid Maksimovich Leonov)

[1899~1984]ソ連の小説家。ドストエフスキーの影響を強く受け、深い哲学性、鋭い現実批判などを特色とした。作「泥棒」「ロシアの森」など。

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百科事典マイペディアの解説

レオーノフ

ロシア(ソ連)の作家。モスクワの商家の出身。国内戦に通信員として参加後,短編《ブルイガ》(1922年)でデビュー,ドストエフスキーの深い影響を受けながら,《穴熊》(1924年),《泥棒》(1927年,改作1959年),《スクタレフスキー》(1932年)などの長編でソビエトの現実を屈折した形で描きだした。

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世界大百科事典 第2版の解説

レオーノフ【Leonid Maksimovich Leonov】

1899‐1994
ソ連邦の小説家。1946年以降ソ連最高会議代議員。進歩的な詩人を父としてモスクワに生まれた。中学卒業後,赤軍に勤務し,1922年童話風の短編《ブルイガ》でデビューした。幻想的題材の短編やドストエフスキーの影響の強い中編《小人間の死》(1924)などを経,長編《穴熊》(1924)で文名を確立した。《穴熊》は,共産党支配に抗する農民反乱の中で敵味方に分かれる兄弟の運命を通して,都市と農村の宿命的対立という形でロシア革命をとらえた作品で,革命後の傑作である。

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大辞林 第三版の解説

レオーノフ【Leonid Maksimovich Leonov】

1899~1994) ソ連の小説家。ドストエフスキーの伝統を継ぐ特異な作品で知られる。作「ロシアの森」「泥棒」など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

レオーノフ
れおーのふ
Леонид Максимович Леонов Leonid Maksimovich Leonov
(1899―1994)

旧ソ連の小説家。モスクワ生まれ。父は詩人。自由思想のかどで父がアルハンゲリスクへ流刑となったため19歳までその地で育った。十月革命の翌年、モスクワの中学校を終えて赤軍に入り、1922年、森の魔物を主人公にした怪奇幻想的な短編『ブルイガ』で文壇に登場、長編『穴熊(あなぐま)』(1924)で文名を確立した。第二の長編『泥棒』(1927)は、鋭い現実批判のため長らく禁書同然であったが、59年大幅に改作されてその批判をさらに深めた。また『ソーチ』(1930)、『スクタレフスキー』(1932)、『太洋への道』(1935)の長編で、社会主義建設の過程における集団と個人の関係に目を注いだ彼は、第二次世界大戦後も知識人の生き方を探ろうとする長編『ロシアの森』(1953)、シナリオ体のSF小説『マッキンリー氏の逃亡』(1961)、粛清と亡命者の問題を扱った中編『えうげにあ・いわのぶな』(1963)を書いて新境地を示した。ドストエフスキーの後継者と評されるレオーノフの作品は、その哲学性、作品の斬新(ざんしん)なスタイル、現代の問題に対するかかわり方などが大きな特色となっており、旧ソ連においては文字どおり異色の作家であったということができる。[原 卓也]
『原卓也訳『泥棒』(1978・集英社) ▽工藤幸雄訳『マキンリイ氏の逃亡』(『現代ソヴェト文学18人集2』所収・1967・新潮社)』

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