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レ・ミゼラブル Les misérables

世界大百科事典 第2版の解説

レ・ミゼラブル【Les misérables】

フランスの詩人,小説家ユゴー長編小説。1862年出版。貧しさと飢えに苦しむ甥たちを救おうとしてパンを盗んだために,19年間も獄中生活を送ったジャン・バルジャンは,社会に対する激しい憎しみを抱いて出獄する。だが,やがて神のようなミリエル司教の慈愛に触れて愛の精神にめざめ,それ以後不幸な人々を救う人類愛の具現者となる。そして哀れな女の一人娘コゼットを養女にし,青年マリウスと幸せな結婚をさせて死んでいく。

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世界大百科事典内のレ・ミゼラブルの言及

【ジャン・バルジャン】より

…フランスの作家ユゴーの小説《レ・ミゼラブル》(1862)の主人公。貧しい職人ジャン・バルジャンは,飢えに泣く姉のこどもたちを救おうとしてパンを盗んだために投獄される。…

【豊島与志雄】より

…その小説は数が多く,《人間繁栄》(1924),《道化役》(1935),《白蛾》(1946),《山吹の花》(1954)などに収録されている。またユゴーの《レ・ミゼラブル》(1918‐19),ロマン・ロランの《ジャン・クリストフ》(1920)などの訳業があり,名訳としての誉れが高い。さらに《夢の卵》(1927),《エミリアンの旅》(1933)など質の高い童話を多く残した。…

【ユゴー】より

…この間,《懲罰詩集》(1853)などを出版してナポレオン3世を攻撃する一方,人類の歴史と宇宙の生成を独自の思想と想像力によって再構成しようとして,《静観詩集》(1856)や《諸世紀の伝説》第1集(1859),それに死後出版された《サタンの終り》(1886)や《神》(1891)などを執筆した。彼はまた光に向かう〈民衆〉の進歩をこうした神話創造の中核と考え,《レ・ミゼラブル》(1862),《海に働く人々》(1866)などの小説も発表した。1870年ナポレオン3世の帝政が崩壊すると,彼は祖国に戻った。…

※「レ・ミゼラブル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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