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ワランガル Warangal

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ワランガル
Warangal

インド南東部,アンドラプラデーシュ州北部の都市。ワランガル県の行政庁所在地。ハイデラバード北東約 140kmに位置し,クリシュナ川ゴダバリ川の支流が周辺を流れる。カーカティーヤ王国 (1000~1326頃) の首都がおかれた地で,1000本の柱と石像で知られるヒンドゥー寺院 (12世紀) や,デカンの重要な歴史的建造物の一つガナパティ・デバ王の城塞などが残る。工業が盛んで,綿布,絨毯,毛布,絹製品を製造。工学,薬学,理学の各単科大学がある。人口 44万 6760 (1991) 。

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デジタル大辞泉の解説

ワランガル(Warangal)

インド南部、テランガーナ州の都市。州都ハイデラバードの北東約140キロメートル、クリシュナ川およびゴダバリ川流域に位置し、周辺で米、トウモロコシ、落花生を産する。11世紀初頭から14世紀初頭にかけて栄えたカーカティーヤ朝の都が置かれた。12世紀建立の1000本の石柱があるヒンズー教寺院や、14世紀初頭、カーカティーヤ朝を征服したイスラム王朝のハルジー朝が築いた城塞都市の遺構がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

ワランガル【Warangal】

インド中東部,アーンドラ・プラデーシュ州北部の都市。別名ハナムコンダHanamkonda。人口44万8000(1991)。デカン高原東端部のゴーダーバリー川とクリシュナー川との分水域に位置し,周辺からのモロコシ,米,ラッカセイ,皮革などを集散する。印刷,製本,手織じゅうたんの生産で名高い。1160年代に建立された1000本の石柱をもつヒンドゥー教寺院も著名。12~14世紀にこの地方に栄えたカーカティーヤ朝の首都で,南東8kmには1310年にデリーのムスリム王朝ハルジー朝に征服された当時の城塞と城市の遺跡が残る。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ワランガル
わらんがる
Warangal

インド南部、アンドラ・プラデシュ州北東部の古都。人口52万8570、周辺部を含む人口57万7190(2001)。州都のハイデラバードの北東136キロメートルにあり、ワランガル県の政治、経済の中心地。じゅうたんや毛布、絹織物と皮革製品の生産で有名である。近年では米、綿花栽培など農業の発展もみられる。12~14世紀に南インドに栄えたカーカティーヤ朝の首都で、当時のサウザンド・ピラー寺院などが残っている。[中里亜夫]

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