ワンタン(雲呑)(読み)ワンタン

百科事典マイペディアの解説

ワンタン(雲呑)【ワンタン】

ホヌトンの転訛(てんか)語。中国料理の点心の一種。小麦粉【かん】水(かんすい)を入れてこね,薄く伸ばし10cm角くらいの皮を作り,少量の豚ひき肉,刻みネギなどを入れホオズキ形に包んでゆでる。どんぶりにとったスープに入れて食べるのが一般的であるが,蒸しワンタン,揚げワンタンなどもある。

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世界大百科事典 第2版の解説

ワンタン【ワンタン(雲呑)】

中国料理の一種。小麦粉をこねてギョーザの皮と同じくらいにごく薄く伸ばし,6~7cm角に切り,少量の肉と野菜を包んでゆでスープに入れたもの。中国北方では餛飩と書くが,広東省福建省,台湾などでは雲呑,四川省では抄手と書く。〈ワンタン〉は福建語の音に由来する。歴史は古く,多くの古書にワンタンの記事が見られる。最も古いのは,漢代の《方言》にある〈餅これを餛という〉であり,唐代の《資暇録》には餛飩は混沌とした形からきたものとあり,南宋の《武林旧事》に〈冬至に,金持は味や形の異なる百味餛飩を作る〉という記事がある。

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