一戸[町](読み)いちのへ

百科事典マイペディア 「一戸[町]」の意味・わかりやすい解説

一戸[町]【いちのへ】

岩手県北部,二戸(にのへ)郡の町。八戸自動車道が通じ,アイジーアールいわて銀河鉄道に沿う中心の一戸は中央部を馬淵(まべち)川が北流し,奥州街道の宿場街として栄えた。古くから馬の産地として有名レタスアスパラガストマトブドウリンゴなどを産し,畜産も行う。根反(ねそり)に大ケイ化木(特別天然記念物)がある。東日本大震災で,町内において被害が発生。300.03km2。1万4187人(2010)。

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