デジタル大辞泉 「一触即発」の意味・読み・例文・類語 いっしょく‐そくはつ【一触即発】 ちょっと触れればすぐに爆発しそうなこと。危機に直面していること。危機一髪。「一触即発の国際情勢」[類語]険悪・険しい・不穏・際どい・物騒・危険・危難・危機・危殆きたい・危地・虎口ここう・ピンチ・剣呑けんのん・危ない・やばい・きな臭い・呉越同舟・風前のともしび・薄氷をふむ・風雲急を告げる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「一触即発」の意味・読み・例文・類語 いっしょく‐そくはつ【一触即発】 〘 名詞 〙 ちょっとさわると、すぐ爆発しそうである意から、小さなきっかけですぐある事態が発生しそうな危機に直面しているさま。[初出の実例]「方に一触即発のこの時、天は絶妙な劇作家的手腕を揮って人々を驚かせた」(出典:光と風と夢(1942)〈中島敦〉五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
四字熟語を知る辞典 「一触即発」の解説 一触即発 ちょっとさわると、すぐ爆発しそうである意から、小さなきっかけですぐある事態が発生しそうな危機に直面している様子。 [使用例] まさに一触即発のこの時、天は絶妙な劇作家的手腕を揮って人々を驚かせた[中島敦*光と風と夢|1942] [使用例] この夫婦は〈略〉口汚く罵り合った事さえないすこぶるおとなしい一組ではあるが、しかし、それだけまた一触即発の危険におののいているところもあった[太宰治*桜桃|1948] [類語] 危機一髪 出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報