やばい(読み)ヤバイ

デジタル大辞泉 「やばい」の意味・読み・例文・類語

やば・い

[形]《形容動詞「やば」の形容詞化》危険や不都合状況が予測されるさま。あぶない。「―・い商売」「連絡だけでもしておかないと―・いぞ」
[補説]若者の間では、「最高である」「すごくいい」の意にも使われる。「この料理―・いよ」
[類語]険悪険しい不穏際どい物騒危険危難危機危殆きたい危地虎口ここうピンチ剣呑けんのん危ないきな臭い呉越同舟一触即発風前のともしび薄氷をふむ風雲急を告げる

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精選版 日本国語大辞典 「やばい」の意味・読み・例文・類語

やば・い

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙 ( 「やば」の形容詞化 ) 危険や不都合が予測されるさまである。危ない。もとてきや・盗人などが官憲追及がきびしくて身辺が危うい意に用いたものが一般化した語。〔日本隠語集(1892)〕

やばいの補助注記

彼女とゴミ箱」(一九三一)〈一瀬直行〉には、「絶えず移動する屋台押しには、もっと大きなヤバイ(危険)が待ってゐるのだ」という、名詞の例が見られる。

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とっさの日本語便利帳 「やばい」の解説

ヤバイ

本来はまずいとか都合が悪いとかいう否定的ニュアンスのことばだったが、最近は反語的に、いいという意味で使われることもある。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

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