三芳町(読み)みよしまち

日本歴史地名大系 「三芳町」の解説

三芳町
みよしまち

面積:一五・三〇平方キロ

入間郡の東部に位置し、北は大井おおい町、東は富士見市・志木市、南は新座にいざ市・所沢市、西は川越市に接する。大部分武蔵野台地北東部の台地で、柳瀬やなせ川の左岸にわずかな低地がある。旧石器時代の藤久保東ふじくぼひがし第二遺跡新開しんかい遺跡、縄文古墳・奈良・平安時代の複合遺跡である本村北ほむらきた遺跡、旧石器・縄文・平安時代の複合遺跡である俣野またの遺跡、弥生中期の遺跡である本村南遺跡などがある。


三芳町
みよしちよう

上京区今出川通出町西入上ル

南北に通る桝形ますがた通を挟む両側町で、南は今出川いまでがわ通。立本りゆうほん寺の跡地(→相生町

正徳・享保間京大絵図に「タハラ丁」、宝暦一二年(一七六二)刊「京町鑑」に「俵町」「高倉町」と記される。俵町の地はもと立本寺の土蔵、高倉町の地は経蔵があったので、それぞれの町名になったという(坊目誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「三芳町」の意味・わかりやすい解説

三芳〔町〕
みよし

埼玉県中南部,武蔵野台地の北東部にある町。 1970年町制。町の西部から所沢市にかけて江戸時代の典型的開拓村であった三富 (さんとめ) 新田うちの上富新田が広がる。サツマイモカブホウレンソウなどの野菜栽培が行われたが,近年平地林畑地を開いて宅地化が進んでいる。面積 15.33km2。人口 3万8434(2020)。

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