上北(読み)カミキタ

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「上北」の意味・わかりやすい解説

上北
かみきた

青森県南東部、上北郡にあった旧町名(上北町(まち))。現在は上北郡東北(とうほく)町の南部を占める地域。1958年(昭和33)町制施行。2005年(平成17)東北町に合併。第三セクター青い森鉄道(旧、JR東北本線)が通じる。古くから馬産地として知られた。旧町域は小川原湖(おがわらこ)西岸にあり、南西部は標高50メートル以下の台地であるが、湖畔低地水田に利用されている。米作のほか、タバコ、ナガイモを産する。小川原湖ではワカサギシラウオウナギシジミなどの漁獲がある。また小川原湖の観光にも力を入れている。

横山 弘]

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百科事典マイペディア 「上北」の意味・わかりやすい解説

上北[町]【かみきた】

青森県東部,三本木原北部と小川原(おがわら)湖を占める上北郡の旧町。古くは馬産地として有名であった。米,ナガイモ,葉タバコなどを産する。東北本線が通じる。2005年3月東北町へ編入。119.48km2。1万188人(2003)。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「上北」の意味・わかりやすい解説

上北
かみきた

青森県東部,小川原湖の南西岸にある東北町南部の旧町域。 1958年浦野館 (うらのだて) 村が名称変更して町制。 2005年東北町と合体産業の中心は農業で,米,ダイズ,ジャガイモなどが栽培され,小川原湖ではシジミ,ワカサギ,シラウオなどが漁獲される。

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