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久多荘 くたのしょう

百科事典マイペディアの解説

久多荘【くたのしょう】

山城国愛宕(おたぎ)郡の丹波・近江境にあった山間荘園。現京都市左京区の久多一帯に比定される。成立時期は不明だが,1064年には京都法成(ほうじょう)寺領で,同寺および宇治平等院の修理料所(所)であった。

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世界大百科事典 第2版の解説

くたのしょう【久多荘】

山城国愛宕郡(現,京都市左京区久多)にあった山間地域の荘園。成立事情は不明。1159年(平治1)当時には法成寺(ほうじようじ)領であったが,うち15町が大悲山寺領に切り出されている。杣山は平等院,法成寺の修理料所であった。1233年(天福1)の田地面積は10町6反小。このほか毎年28貫文の山河公事を納入。永仁(1293‐99)以前に地頭職が設置された。1379年(天授5∥康暦1)には足利義満によって醍醐寺三宝院に寄付され,天正年間(1573‐92)まで三宝院領として維持された。

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