九度山[町](読み)くどやま

百科事典マイペディアの解説

九度山[町]【くどやま】

和歌山県北東部,伊都(いと)郡の町。富有柿の大産地で,ミカン,モモの栽培も行う。繊維工業が盛んで,パイル織物,衣料縫製などが行われている。木材も産する。真田幸村が一時住んだ地で,真田庵がある。中心集落は九度山で南海高野線,高野竜神スカイラインが通じる。2004年紀伊山地の霊場と参詣道が世界遺産条約の文化遺産リストに登録された(慈尊院丹生官省符神社高野山町石道)。44.15km2。4963人(2010)。

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世界大百科事典 第2版の解説

くどやま【九度山[町]】

和歌山県北東部,高野山の北麓にある伊都郡の町。人口6661(1995)。高野山から流下する丹生川と紀ノ川の合流点の南岸にあり,町域の大部分は紀伊山地北縁の山地である。古くから高野山参詣路の要地で,対岸の高野口町と相対する渡津として発展した。中世までは高野山領を統轄した高野政所が慈尊院に置かれ,高野山の登山口,経済の中心地として重きをなした。近世には木食(もくじき)応其が開いた高野街道が町内の河根(かね)を通り,河根は宿場として繁栄した。

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