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荒浜 あらはま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

荒浜
あらはま

宮城県南部,亘理 (わたり) 町の阿武隈川河口にある漁港。旧町名。貞山堀七北田川河口の蒲生,塩釜湾,仙台城下に通じ,江戸時代には仙台への御城米の輸送のほか,福島,米沢の米の積出でにぎわい石巻と並んで伊達家の2大港といわれた。荒浜海水浴場は多くの海水浴客でにぎわう。南に接する鳥の海潮干狩りもできる行楽地となっている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

荒浜
あらはま

宮城県南部、亘理(わたり)郡亘理町の一地区。旧荒浜町。阿武隈(あぶくま)川の河口南岸に位置する。1671年(寛文11)以降東廻航路が開けると荒浜港はその基地となり、流域の天領や仙台藩領の米、木材が集まった。内陸の江戸貢米を運ぶ拠点として石巻(いしのまき)とともに仙台藩の二大港と称され、また仙台へは、のちに貞山堀(ていざんぼり)とよばれた内陸運河により結ばれた。鉄道開通後は漁港となった。荒浜港は鳥ノ海とよばれる潟湖(せきこ)にあり、付近では海水浴、釣り、マリンスポーツや渡り鳥のバードウォッチングが盛んである。[長谷川典夫]

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世界大百科事典内の荒浜の言及

【阿武隈川】より

…福島県東部から宮城県南部を流れる川。白河市西方にある三本槍岳(1917m)東斜面に発し,奥羽山脈と阿武隈高地の間を北流,福島盆地北東隅から阿武隈高地北部を峡谷をなして北東流し,宮城県亘理(わたり)郡亘理町荒浜で仙台湾に注ぐ。幹川流路延長239kmは東北では北上川に次いで第2位,全流域面積5400km2は北上川,最上川に次いで第3位の大河川である。…

※「荒浜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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