コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

今官一 コンカンイチ

百科事典マイペディアの解説

今官一【こんかんいち】

小説家。弘前市生れ。早大露文科中退。早稲田高等学院時代にプロレタリア映画同盟加盟。《海豹》《青い花》などの同人誌を創刊。1935年〈日本浪曼派〉に参加。1944年応召,この時の経験をもとに《幻花行》(1949年)を執筆した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

今官一 こん-かんいち

1909-1983 昭和時代の小説家。
明治42年12月8日生まれ。昭和9年檀(だん)一雄,太宰(だざい)治らと同人誌「青い花」を発刊。10年「日本浪曼(ろうまん)派」に参加する。「海鴎(かいおう)の章」「幻花行」などで注目され,31年「壁の花」で直木賞。昭和58年3月1日死去。73歳。青森県出身。早大中退。

出典|講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて | 情報 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

今官一
こんかんいち
(1909―1983)

小説家。青森県生まれ。早稲田(わせだ)大学露文科中退。1933年(昭和8)太宰治(だざいおさむ)らと同人誌『海豹(かいひょう)』を創刊、ついで『日本浪曼(ろうまん)派』(1935)に参加した。40年創作集『海鴎(かいおう)の章』刊行。56年(昭和31)創作集『壁の花』で直木賞受賞。ほかに戦中「長門(ながと)」に乗艦した体験に取材した『幻花行』(1949)、『不沈戦艦・長門』(1972)、歴史小説『牛飼の座』(1961)など。叙情性豊かな芸術派的作風に特色がある。[東郷克美]
『『今官一作品』全2巻(1980・津軽書房)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

今官一の関連キーワード斯波 四郎昭和時代幻花忌牛飼い桜桃忌

今日のキーワード

所信表明演説

政府の長が施政に関する考え方を明らかにするために行う演説。日本の国会では、臨時国会や特別国会の冒頭に内閣総理大臣が衆議院および参議院の本会議場で行い、当面の問題を中心にその国会における内閣の方針を示す...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

今官一の関連情報