大正・昭和期の詩人,民俗学者
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
詩人。青森県生れ。1908年東京神田の国民英学会卒。09年12月の《自然と印象》に詩を初めて発表,《創作》《スバル》などにも発表した後,12年に千家元麿らと同人雑誌《テラコッタ》を創刊し,第1詩集《太陽の子》(1914)にデカダン的な暗い詩と人生肯定的な明るい詩を収めた。17年11月に結成された詩話会に参加して《日本詩人》の編集に携わった。第2詩集《展望》(1920)を刊行した後は評論活動に傾き,23年から約4年のあいだ帰郷し地方文化運動に従事した。その後《日本音数律論》(1930)を書いたほか,日本古代の鉄文化の遺跡を調査して《原日本考》(1942),《続・原日本考》(1943)を刊行するなど,研究の成果を示した。
執筆者:乙骨 明夫
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
詩人。青森県弘前(ひろさき)に生まれる。国民英学会卒業。1909年(明治42)、人見東明(とうめい)の推薦で『自然と印象』第八集に『錘(おもり)』などの詩を発表。以後『創作』『新文芸』『スバル』などに寄稿。12年(大正1)、千家元麿(せんげもとまろ)らと『テラコツタ』、翌年には『生活』を創刊した。詩集『太陽の子』(1914)、『展望』(1920)で人道主義風な生命の歌を平易な口語体で書いた。『日本音数律論』(1930)、『原日本考』(1942)などの特色のある研究評論書もある。
[安藤靖彦]
『『福士幸次郎著作集』上下(1967・津軽書房)』
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
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