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付知 つけち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

付知
つけち

岐阜県南東部,中津川市北部の旧町域。飛騨山脈の南部,木曾川支流の付知川上流にある。 1897年町制。 2005年中津川市に編入。江戸時代には御嶽山 (3063m) 参りの表登山道の宿場町として繁栄した。大部分は山林で,国有林が多い。ヒノキの美林が多く,伊勢神宮造営備林をはじめ全国社寺用の檜材の供給地である。垂洞 (たるぼら) のシダレモミは国の天然記念物。付知峡周辺は裏木曾県立自然公園に属する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

付知
つけち

岐阜県南東部、恵那(えな)郡にあった旧町名(付知町(ちょう))。現在は中津川市北部を占める地域。旧付知町は、1897年(明治30)町制施行。2005年(平成17)坂下(さかした)、福岡の2町、川上(かわうえ)、加子母(かしも)、蛭川(ひるかわ)の3村、および長野県山口村とともに中津川市に編入。旧町域は、木曽(きそ)川の支流付知川の上流にあって、おもな町並みと集落は、その河岸段丘上に発達。国道256号が通じる。付知川の上流山地は、裏木曽国有林の一部で、昔から優れた木曽ヒノキが多く、みごとな伊勢(いせ)神宮備林もみられ、付知峡の景勝地もあって、県立自然公園になっている。おもな産業は、国有林の諸事業や木材、木製品工業などである。また農業は稲作のほか、トマト、ナスなどの野菜栽培や肉用牛の生産が行われている。垂洞(たれぼら)のシダレモミは国の天然記念物である。[上島正徳]
『『付知町史』(1974・付知町) ▽『付知町史 続』(2005・付知町)』

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