企業担保権(読み)キギョウタンポケン

世界大百科事典 第2版の解説

きぎょうたんぽけん【企業担保権】

株式会社の発行する社債を担保するために,その会社の総財産を目的として設定される担保物権(企業担保法1条,1958公布)。民法原則によれば,各種の物や権利を担保として融資を受ける場合には,その担保の目的となるものを,個々別々に特定することが必要とされている(担保物権における特定の原則)。民法の特則として認められている財団抵当制度においても,財団を組成する物件個別に特定することを要求しており,この原則が貫かれているといってよい。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

きぎょう‐たんぽけん キゲフ‥【企業担保権】

〘名〙 株式会社の社債を担保にするため、会社の総財産を一体として担保の目的とする物権。昭和三三年(一九五八)制定の企業担保法によって創設された。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる