伊弉諾尊・伊弉冉尊(読み)いざなぎのみこと・いざなみのみこと

百科事典マイペディアの解説

伊弉諾尊・伊弉冉尊【いざなぎのみこと・いざなみのみこと】

日本神話中の夫婦の創造神。天の浮橋から矛(ほこ)で大海をかきまわし,その滴(したたり)からできた於能碁呂(おのごろ)島で夫婦の交りをし,大八洲(おおやしま)国と万物およびその支配神を産む。《古事記》によれば,伊弉冉(冊)尊は火神を産んだとき焼かれて死ぬ。伊弉諾尊は,追って黄泉(よみ)国におもむくが,その死体を見て逃げ帰り,穢(けが)れを祓(はら)うため禊(みそぎ)をする。そのとき,天照大神月読尊素戔嗚(すさのお)尊を産んだ。《日本書紀》によれば,妃をなくした伊弉諾尊は天に住み,伊弉冉尊は大地にあって生と死をつかさどるという。伊勢神宮の別宮,伊弉諾神宮多賀大社などにまつられる。
→関連項目大山祇神

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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