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保国寺(読み)ほこくじ(英語表記)Bao-guo-si

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

保国寺
ほこくじ
Bao-guo-si

中国,浙江省余姚 (よよう) 県洪塘鎮にある古寺創建時は霊山寺と呼んだが唐時代,会昌の廃仏で滅び,復興して保国寺と改称した。境内の重要な遺構大雄宝殿で,北宋の大中祥符6 (1013) 年に重建されたと考えられる。南中国の建物としては最古のもので重要な遺構である。

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世界大百科事典 第2版の解説

ほこくじ【保国寺 Bǎo guó sì】

中国,浙江省寧波(ニンポー)市西北の霊山山麓にある仏寺。創建年代は不詳だが古くは霊山(りようぜん)寺と称し,会昌滅法(三武一宗の法難)の後,唐代の880年(広明1)に再興して保国寺と改めたという。寺は南向き斜面の段状伽藍に諸堂や方池を配する。大雄宝殿は北宋時代の1013年(大中祥符6)の再建で,江南地方の代表的な古建築の一つ。現状は方5間だが,このうち中央方3間部分が北宋の遺構で,裳階(もこし)は清代の1684年(康熙23)の増築である。

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世界の観光地名がわかる事典の解説

ほこくじ【保国寺】

中国の浙江(せっこう)省の寧波(ニンポー)にある、禅宗の名刹。寧波市江北区の霊山の麓にあり、市内から13km離れている。中国で最初に国家重要文化財として認定された文化遺跡で、山腹に沿って天王殿や大雄宝殿、観音堂、蔵経楼、僧房などが並んでいる。大雄宝殿は「梁無き殿」とも呼ばれ、中国江南地方で最も完全に保存されている北宋時代の木造建築物で、現存するものでは最古のものである。

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