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偕行社 かいこうしゃ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

偕行社
かいこうしゃ

日本陸軍の全将校の社交,研究団体。 1877年創立。 1924年に財団法人酒保宿舎の経営のほか,図書の出版,死亡者への義助などの便益を行なった。機関誌は『偕行社記事』。 1952年,旧軍人の親睦会として再発足

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デジタル大辞泉の解説

かいこう‐しゃ〔カイカウ‐〕【偕行社】

明治10年(1877)に創立された、陸軍将校の親睦(しんぼく)および学術研究を目的とする団体。第二次大戦後に解散したが、のち親睦団体として復活。→水交社

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百科事典マイペディアの解説

偕行社【かいこうしゃ】

日本陸軍将校の親睦・研究団体。1877年創立。1888年の部内研究団体月曜会弾圧以降は陸軍部内唯一の公認団体となって官製化したため研究方面は伸びなかった。機関紙としての《偕行社記事》や兵書を発行。

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世界大百科事典 第2版の解説

かいこうしゃ【偕行社】

日本陸軍の将校クラブ。1877年(明治10)創立。90年,それまで部内の自発的な研究団体として存在した月曜会を強制的に合併して,以後,全将校を包含する唯一の官制組織となった。1924年財団法人となる。講話会,集会のほか機関紙《偕行社記事》,兵書などの発行,死亡者などの義助,軍装用品および生活必需品の供給,住宅建設,貸付などの便益をはかった。社員は現役将校および相当官が自動的になり,退役将校および相当官も〈希望に依り〉なることができた。

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大辞林 第三版の解説

かいこうしゃ【偕行社】

陸軍将校および同相当官の親睦・軍事研究を目的として1877年(明治10)設立された団体。後年、共済組合的性格が強くなった。第二次大戦後解散。1954年(昭和29)士官学校卒業生の親睦団体として再建。57年財団法人となる。 → 水交社

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

偕行社
かいこうしゃ

旧日本陸軍の将校間の親睦(しんぼく)と軍事研究を目的とした団体で1877年(明治10)2月に創立された。とくに、陸軍の兵制がフランス式からプロシア式に変更された際、これを不満として月曜会と称する団体に結集した一群の将校と軍主流との対立が生じたのを契機に、将校の思想的統一、団結を図る役割が期待されることになった。月曜会が1890年に偕行社に強制的に合併されて以来、陸軍唯一の官制組織となった。[纐纈 厚]

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