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八木節 やぎぶし

6件 の用語解説(八木節の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

八木節
やぎぶし

栃木県と群馬県地方で歌われる民謡。樽をたたきながら,明確なリズムに乗って歌う一種の口説で,大正中期頃から有名になった。『国定忠次』『鈴木主水 (もんど) 』などの曲目がある。本来は江戸時代日光例幣使 (れいへいし) 街道にあたっていた旧八木宿で歌われた盆踊唄であった。

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デジタル大辞泉の解説

やぎ‐ぶし【八木節】

日光例幣使街道の八木宿(栃木県足利(あしかが)市)を中心に栃木・群馬・埼玉3県境一帯で行われる民謡。七・七調の口説(くどき)形式の盆踊り歌で、酒だる・笛・鉦(かね)などの伴奏で歌う。明治後期、堀込源太が歌い広めたので、源太節ともよばれた。

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百科事典マイペディアの解説

八木節【やぎぶし】

栃木県足利市を中心として両毛地方に行われる有名な民謡。たるをたたきながら歌う口説(くどき)風の盆踊歌。各地で歌われている口説節が明治後期に八木宿近くの渡辺源太郎(通称堀込源太)などによって現在の形に改められ,源太節として知られるようになった。

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世界大百科事典 第2版の解説

やぎぶし【八木節】

民謡の曲名。群馬県,栃木県の代表的な盆踊歌で,群馬県新田郡新田町の木崎で歌われた《木崎音頭》が元歌といわれる。木崎は,江戸時代,東照宮への日光例幣使街道の宿駅で,旅籠屋に働く越後生れの飯盛女が宴席などで《新保広大寺くずし》を歌って人気を得,これに樽叩きの技法をとり入れて盆踊歌にしたのが《木崎音頭》である。この歌が隣接の栃木県八木宿(現,足利市御厨(みくりや)町)に流れ,《八木節》として盛んに歌われた。

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大辞林 第三版の解説

やぎぶし【八木節】

栃木・群馬・埼玉県の民謡で、盆踊り唄。新潟県の「新保広大寺」が醬油職人たちによって例幣使街道の宿場に伝えられたもの。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

八木節
やぎぶし

日光例幣使(れいへいし)街道沿いから利根(とね)川流域にかけての、群馬、栃木、埼玉3県にまたがる民謡。同地方で盆踊り唄(うた)として歌われてきたもの。その源流は、天明(てんめい)初年(1782ころ)に現在の新潟県十日町市下組(しもぐみ)新保で生まれた和尚(おしょう)の悪口唄『新保広大寺』で、それが瞽女(ごぜ)などの手によって長編の物語を歌う口説(くどき)節化された。それを日光例幣使街道の宿場へ持ち込んできたのは、木崎宿あたりへきていたしょうゆ造りの職人か、太神楽(だいかぐら)の芸人あたりらしい。それが大流行し始めたなかで、足利(あしかが)の八木宿(現在栃木県足利市御厨(みくりや)町八木)のものが有名になっていった。そこへ馬車引きで美声の名手、渡辺源太郎(1872年栃木県山辺村字堀込生まれ。のちの堀込源太)が現れ、「馬方節」の歌い出しの「ハァー」を加えるなどして、今日の形をまとめあげ、上渋垂(しぶたれ)の芳兵衛、勘十の両人が花笠(はながさ)踊りをつけた。[竹内 勉]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の八木節の言及

【踊口説】より

…盆踊の場合は主として音頭取が独演し,踊手ははやしことばを唱和する形式で語られる。《河内(かわち)音頭》《江州(ごうしゆう)音頭》など〈何々音頭〉という曲目名でよばれることが多く,《八木節》も音頭取中心の演唱形式で,前記2曲とともに踊口説の代表的なものである。【仲井 幸二郎】。…

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