
(せき)。宀は
屋、
は儀礼のときに用いる履であるから、もと儀礼に関する字である。
中では
(ふつせき)など儀礼用のものと履きかえるので、そこから移置する意などを生ずるのであろう。〔説文〕七下に「物を置くなり」とし、〔玉
〕に「盡すなり、除くなり」の意とする。〔礼記、曲礼上〕「
の
(あら)ふ
は寫さず。其の餘は皆寫す」とは、食余のものを他の器に移すことをいう。また〔詩、小雅、
〕「我が心寫(のぞ)く」は、憂いの晴れる意。〔石鼓文、田車石〕「宮車其れ寫く」は、車より解き放つことをいう。他に移すことから伝写の意となる。もと
屋中の儀礼についていう字で、写(冩)のように冖(べき)に従う字とするのは俗体である。
(卸)syakも声近く、
は車馬を解く意。もと同系の語であろう。出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...