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剣尾類 ケンビルイ

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デジタル大辞泉の解説

けんび‐るい【剣尾類】

節足動物の一群。カブトガニの類。

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世界大百科事典 第2版の解説

けんびるい【剣尾類】

剣尾綱剣尾目Xiphosuridaに属する節足動物の総称。現生種はカブトガニ類だけで,その他は化石として知られ,古生代オルドビス紀までさかのぼることができるが,さらにこの類と深い類縁関係にあるものはカンブリア紀からも発見されている。蛛形(ちゆけい)類と同様,第1肢ははさみ形をした鋏角(きようかく)となっており,水生であるためえらの働きも兼ね備えている腹肢と剣状の尾部をもつなどの特徴がある。カブトガニ【蒲生 重男】

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

剣尾類
けんびるい

カブトガニ類」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

剣尾類
けんびるい
[学]Xiphosura

節足動物の一群で、広翼類(ウミサソリ類)とともに節口綱(腿口(たいこう)綱)を形成する。剣尾類には、古生代初期の光楯(こうじゅん)目と狭義の剣尾目Xiphosuridaが所属する。剣尾目のなかのカブトガニ亜目は、古生代のシルル紀からデボン紀にかけて生息した共剣尾亜目に由来すると考えられている。共剣尾亜目のものは小形(5センチメートル内外のものが多い)で複眼を欠き、腹節は全部可動か後方の一部が結合するだけで、尾もカブトガニ類より短い。カブトガニ類は、発達するにしたがい腹部が短くなり、腹節の結合が進み、体が大きくなる傾向がある。カブトガニ類の化石はデボン紀以降の各時代の地層から産出しているが、とくに大繁栄したという時代はない。ドイツの中生代のジュラ紀層から出るメソリムルスMesolimurusは標本数が多く、現生のカブトガニに近いということで、カブトガニはしばしば「生きている化石」の例とされる。わが国からカブトガニ類の化石はまだ知られていない。[藤山家徳]
『団勝磨・関口晃一・安藤裕・渡辺浩編『無脊椎動物の発生』下巻(1988・培風館) ▽福田芳生著『古生態図集・海の無脊椎動物』(1996・川島書店) ▽惣路紀通著、ヒサクニヒコ絵『生きている化石――カブトガニからのメッセージ』(1998・文研出版)』

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