ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「南あわじ市」の意味・わかりやすい解説 南あわじ〔市〕みなみあわじ 兵庫県南部,淡路島南部にある市。淡路平野の中南部を占め,南西部は鳴門海峡に臨む。 2005年緑町,西淡町,三原町,南淡町の4町が合体して市制。中心部の市 (いち) は奈良時代,淡路国の国府,国分寺が置かれたところで,国分寺塔跡 (史跡) がある。酪農と野菜の栽培が盛んで,タマネギが特産品。鳴門海峡に臨む福良港や阿那賀港はタイやワカメの水揚げが多い。淡路瓦,珉平焼も有名。南の海上に浮かぶ沼島は西南日本外帯に属する観光の島。淡路人形浄瑠璃は重要無形民俗文化財,四国街道 (国道 28号線) 沿いのマツ並木は天然記念物に指定。北西部の慶野松原 (名勝) および福良湾西岸の門崎から吹上浜にかけての景勝地は瀬戸内海国立公園に属する。本州四国連絡道路が市域を貫通し,大鳴門橋で四国と結ばれる。面積 229.01km2。人口 4万4137(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本歴史地名大系 「南あわじ市」の解説 南あわじ市みなみあわじし 2005年1月11日:三原郡緑町・西淡町・三原町・南淡町が合併・市制施行⇒【緑町】兵庫県:三原郡⇒【西淡町】兵庫県:三原郡⇒【三原町】兵庫県:三原郡⇒【南淡町】兵庫県:三原郡 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by