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沼島 ぬしま

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

沼島
ぬしま

兵庫県南部,淡路島の南方約 4kmの海上にある島。周囲約 10km。南あわじ市に属する。三方は結晶片岩の海食崖からなり,わずかに残された北西の低地に約 300世帯が居住し漁業に従事。第2次世界大戦後は人口の流出が目立つ。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔兵庫県〕沼島(ぬしま)


兵庫県淡路(あわじ)島の南方、紀伊(きい)水道に浮かぶ島。面積2.7km2。南あわじ市に属する。全島結晶片岩からなり、周囲は海食崖(かいしょくがい)が発達。瀬戸内海(せとないかい)国立公園に属する。ハモ・タイなどの沿岸漁業が盛んで、釣り客中心の民宿がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

沼島
ぬしま

兵庫県淡路島の南方、紀伊水道に浮かぶ島。南あわじ市に属す。淡路島の南方4.6キロメートルにあり、面積2.73平方キロメートル。周囲約10キロメートル。結晶片岩からなり、奇岩と断崖(だんがい)が連続し、瀬戸内海国立公園の一部である。縄文後期からの土器片も出土し、古代の海人(あま)族が居住した地とされる。『古事記』の国生み神話にみえる淤能碁呂(おのごろ)島とされ、伊邪那岐(いざなぎ)信仰の厚い漁業専業の島である。淡路島洲本(すもと)港と土生(はぶ)港からの定期船便がある。人口590(2009)。[吉田茂樹]

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世界大百科事典内の沼島の言及

【淡路島】より

…現在,小型底引網によるカレイ,イカ漁や一本釣りによるタイ,スズキなどの出荷が多い。南淡町の沖合4km,紀伊水道に浮かぶ沼(ぬ)島は全島岩山でわずかな平地に民家が密集している小島であるが,古くから水軍の基地,漁業の根拠地として著名であり,また固有の行事,慣習が残存していて民俗学的にも注目されている。淡路島の工業としては地場産業の瓦,線香があるが,いずれも零細規模の工場が多い。…

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