叉焼(読み)チャーシュー

デジタル大辞泉 「叉焼」の意味・読み・例文・類語

チャーシュー【叉焼】

《〈中国語〉》豚肉砂糖・酒・香辛料をまぜた醤油に浸し、天火で焼いたり、蒸し焼きにしたりした料理焼き豚

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精選版 日本国語大辞典 「叉焼」の意味・読み・例文・類語

チャー‐シュー【叉焼】

  1. 〘 名詞 〙 ( 中国語から ) 中華料理で、豚肉の固まりを、しょうゆ、酒、香辛料を合わせたたれにつけて焼いたもの。焼き豚。
    1. [初出の実例]「チャウシュウとフウヨンタン、御飯しん香を誂へ」(出典:踊子(1946)〈永井荷風〉三)

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百科事典マイペディア 「叉焼」の意味・わかりやすい解説

チャーシュー(叉焼)【チャーシュー】

焼豚中国料理一種。豚の背肉やもも肉をかたまりのまま醤油,酒,砂糖,ショウガニンニク八角(はっかく),食紅などを配合したつけ汁に浸して焼く。本来は特殊な炉につるして焼くが,家庭では天火を用いる。薄く切って前菜とするほか,チャーシューミエン(麺)やチャーハン(焼飯)などの材料にする。
→関連項目広東料理ラーメン(拉麺)

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「叉焼」の解説

チャーシュー【叉焼 (中国)】

中国料理(広東料理)の一つ。豚肉のかたまりを、調味液に漬けるなどして味つけし、焼いたもの。薄く切って食べる。本式には炉の中につるしてあぶり焼きにするが、日本ではオーブンで蒸し焼きにしたものやしょうゆなどで味つけした煮汁で煮たものも「チャーシュー」という。◇「焼き豚」ともいう。煮たものは「煮豚」ともいう。

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