( 1 )[ 二 ]は、漢文における接続用法の「及」「及与」「及以」などを訓読する際に、四段活用動詞「およぶ(及)」の連用形を、直訳語としてそのまま転用したもの。当初は、訓点資料では、これらの文字を不読にして、前後に並立助詞「と」や係助詞「も」を補読することが多く、「および」は、平安時代中期以降になってから、次第に一般化した。なお、この語は漢文訓読系の語であるため、和文の文献にはほとんど例を見ず、院政期以降の片仮名まじり文においても例は少ない。
( 2 )法律では選択的接続が二段階にわたる場合、大きい方の接続に「並びに」を用い、小さい方の接続には「及び」を用いて区別する。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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