ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「友枝昭世」の意味・わかりやすい解説
友枝昭世
ともえだあきよ
喜多流,シテ方の能楽師。友枝喜久夫の長男。喜多実に師事。1947年『鞍馬天狗』の花見で初舞台。1950年『西王母』で初シテ。1965年『道成寺』,1997年『卒都婆小町』,2004年『伯母捨(姨捨)』を初演。1977年度芸術選奨文部大臣新人賞,1994年度芸術選奨文部大臣賞,2003年日本芸術院賞。2000年紫綬褒章。2008年重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。2011年日本芸術院会員に就任。友枝昭世の会,友枝会を主宰。芸事養子に友枝雄人(たけひと)がいる。(→能)
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