デジタル大辞泉
「口説く」の意味・読み・例文・類語
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くど・く【口説】
- ( 「くどい」「くどくど」などと同源か。また、「口説(くちと)く」の意か )
- [ 1 ] 〘 自動詞 カ行五(四) 〙
- ① くどくどと繰り返していう。嘆きのことばを繰り返す。しつこくいう。愚痴(ぐち)をいう。
- [初出の実例]「時移るまでつくづくと候ひて、又泣く泣く口説申しけるは」(出典:金刀比羅本保元(1220頃か)下)
- 「かれうびんがの、こゑをあげて、なきつくときつ、かたりければ」(出典:御伽草子・花鳥風月(古典文庫所収)(室町末))
- ② 祈り訴える。祈願する。
- [初出の実例]「経よみ仏くどき参らせらるるほどに」(出典:讚岐典侍(1108頃)上)
- ③ 謡曲で、悲歎、恋慕、述懐などの情を低く吟詠する。
- [初出の実例]「常盛の能に、此女思ひいれてすべきを、皆浅くする也。人のうたふまでうつぶき入て、其うちよりくどき出すべし」(出典:申楽談儀(1430)よろづの物まねは心根)
- [ 2 ] 〘 他動詞 カ行五(四) 〙
- ① 男女の間で、相手を自分の意に従わせようとして、しきりに説得や懇願をする。求愛する。
- [初出の実例]「我は男ぞ何とくどいたやらなびゐたよ」(出典:京大二十冊本毛詩抄(1535頃)三)
- ② 話して、納得させる。説得する。
- [初出の実例]「項羽が老臣、項羽に口説(クドイ)て云けるは」(出典:太平記(14C後)二八)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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