出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
鳥取県西伯(さいはく)郡大山(だいせん)町名和に鎮座。南北朝時代の武将名和長年(ながとし)をはじめ、名和氏一族と家臣42名、従臣200余名を祀(まつ)る。1333年(元弘3・正慶2)長年は、隠岐(おき)を脱出した後醍醐(ごだいご)天皇を伯耆(ほうき)国(鳥取県)船上山(せんじょうさん)に迎え、鎌倉幕府軍と戦い、その功によって伯耆守(かみ)となる。1336年(延元1・建武3)九州より東上してきた足利尊氏(あしかがたかうじ)軍と京都で戦って敗死した。創祀(そうし)は、承応(じょうおう)・明暦(めいれき)(1652~58)ごろに名和氏邸跡と伝えられる地に小祀(しょうし)を建てたのに始まり、鳥取藩主池田公の社領寄進、社地の移動などもあったが、1878年(明治11)別格官幣社に列せられた際、現社名に改名、1883年現在地に遷座された。例祭5月7日。
[平泉隆房]
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新