コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

吸熱反応 きゅうねつはんのう

7件 の用語解説(吸熱反応の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

吸熱反応
きゅうねつはんのう

(1) endothermic reaction  CO2+H2→CO+H2O-9.84kcal のように,熱の吸収を伴って進行する化学反応。発熱反応の逆。(2) endoergic reaction エネルギー吸収を伴う原子核反応

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

きゅうねつ‐はんのう〔キフネツハンオウ〕【吸熱反応】

周囲からの熱の吸収を伴う化学反応。→発熱反応

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

吸熱反応【きゅうねつはんのう】

周囲から熱を奪って進む化学反応。たとえば2Cl2+O2=2Cl2O−126.4kJ。一般に吸熱反応は自然には起こりにくく,加熱するなど外からエネルギーを与えてやる必要がある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

栄養・生化学辞典の解説

吸熱反応

 吸エネルギー反応ともいう.発熱反応の対語.反応を定温で起こさせるために外部からエネルギーを供給する必要のある反応.別の表現では,定温で反応が起こるときにエンタルピー変化が正である反応.

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

きゅうねつはんのう【吸熱反応 endothermic reaction】

熱の吸収を伴う化学反応をいい,この逆を発熱反応と呼ぶ。大部分の化学反応は後者であるので,発熱量こそ化学反応の推進力と考えられた時代もある。しかし,アンモニアの水への溶解反応,ベンゼンピリジンの混合反応など,今日では多くの吸熱反応が見いだされている。発熱反応【菅 宏】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

きゅうねつはんのう【吸熱反応】

周囲からの熱の吸収を伴う化学反応。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

吸熱反応
きゅうねつはんのう
endothermic reaction

化学反応が進行するにつれて、熱を吸収する反応をいう。これに対し、熱を発生する反応を発熱反応という。化学反応が一定の温度の下で原系から生成系へとおこる場合、反応を完結させるために外部から熱量を吸収しなければならない反応が吸熱反応である。系のエネルギーをエンタルピー(熱含量)で表せば、この吸熱部分だけ系のエンタルピーHは増加する(ΔH>0)。
  2Cl2+O2―→2Cl2O-126.4kJ
または
  2Cl2+O2―→2Cl2O ΔH=126.4kJ
などがその例である。一般に吸熱反応は自然にはおこりにくいので、温度を上げて反応を進める必要がある。この吸熱反応が可逆反応で、それが平衡に達したとき、平衡定数は温度が上昇するとともに増加する。[戸田源治郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の吸熱反応の言及

【化学反応】より

…この仮説によれば,発熱反応のみが自発的に起こることになる。しかし一連の反応熱の精密測定によって多くの反応は確かに発熱反応であるが,吸熱反応も少数ではあるが確実に起こることが確かめられ,この仮説は一般的には成り立たないことがしだいに明らかとなった。現在,化学反応が起こりうる条件は熱力学によって十分明らかにされている。…

【核反応】より

…このような反応を発熱反応という。逆にQが負の場合は吸熱反応と呼ばれ,-Q以上のエネルギーを与えなければ反応は起こらない。 核反応はまた反応に関与する陽子や中性子の離合集散のしかたによってさまざまに分類される。…

※「吸熱反応」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

吸熱反応の関連キーワードオゾン化学エネルギー触媒作用発熱反応化学反応式呈色反応光化学反応連続反応ガス吸収光化学電池

今日のキーワード

災害派遣

天災地変その他の災害に際して,人命または財産の保護のために行なわれる自衛隊の派遣。災害出動ともいう。都道府県知事などの要請に基づいて,防衛大臣が派遣することを原則とするが,特に緊急を要する場合,要請を...

続きを読む

コトバンク for iPhone

吸熱反応の関連情報