blowpipe analysis
長さ20cm内外の,一端が漏斗状で他端が細孔を有する金属製曲管を吹管といい,これで炎を吹き付けて行う鉱物の定性分析をいう。吹管では小さい部分に炎を集中強熱できるうえに,酸化炎と還元炎とを自由に選択して吹き付けられるので,木炭上の反応,石膏板上の反応,溶球反応,炎色反応,さらに開管分析や閉管分析にも利用できる。
執筆者:青木 義和
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
吹管を用いて行う乾式定性分析。吹管は金属性の管で、一端に口を当てて吹き、他端から吹き出た空気を炎に吹き付けると、炎は横に倒れて細長い形となって木炭上の穴に詰めた試料に当たる。これによって強熱された試料の色調の変化、気体の発生、融解などの現象を観察する。また木炭上に昇華する金属酸化物の色や形状によって試料中の金属を判別する。管の先端を炎の中に入れて吹けば酸化炎を、外に置いて吹けば還元炎というように炎を自由に使い分けることができる。鉱物の金属成分を検出する簡易な方法として使われることが多かったが、現在ではほとんど行われていない古典的分析法の一つである。
[高田健夫]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
吹管を用いて酸化炎あるいは還元炎を試料に吹きつけ,鉱物の種類,あるいは成分元素を簡便に分析する方法.長方形にした木炭の一端に小さな穴をあけ,このなかに鉱物の粉末と融剤(主として無水炭酸ナトリウム)を混合して入れる.この部分を還元炎で吹きつけると金属と鉱衣(酸化物の膜)ができる.酸化炎を用いると鉱衣が発達する.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...