出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…この時代の趣味によりよくかなっていたのはD.L.ブーシコーの軽い喜劇や,W.S.ギルバートとA.S.サリバン共作の〈サボイ・オペラ〉(《ミカド》(1885),その他)や,世紀末を飾るワイルドの傑作風習喜劇《まじめが大切》(1895初演)だった。とはいうものの,19世紀の時代精神がより真剣に求めていたのは,小説におけるリアリズムと同じく,イプセン劇に見られるような〈問題劇〉,すなわち社会的現実に対決し偽善や不正を暴く演劇であった。リットンからH.A.ジョーンズやピネロをへて強まってきたこの志向は,バーナード・ショーにいたって,風刺的な機知やユーモアと結びつき,イギリス的な〈ウェルメード・プレー〉の伝統を豊かに社会化する。…
…このような時代背景の中で,個我の目覚めと市民的自由を追求した近代芸術は,必然的に同時代社会の諸矛盾に批判の光を投げかけるものとなった。近代リアリズム演劇もまた,社会問題から人間の内面的問題にまで及ぶ〈問題劇〉たる性格をあらわにする(社会劇)。この種の劇は既成劇場でなかなか受け入れられず,若い演劇人による〈小劇場〉運動によって広められていったが,その運動はヨーロッパの外までも波及し,日本では明治後期から形をなしてくる〈新劇〉運動の基盤ともなった。…
…一般には19世紀ヨーロッパのリアリズム演劇のなかで,近代社会のもろもろの問題をとりあげ現状を批判的に描いた作品を指す。〈社会問題劇〉または単に〈問題劇〉ともいう。フランスのデュマ・フィスやÉ.オージェの劇は〈問題劇pièce à thèse〉と呼ばれたが,問題の掘下げ方は表面的だった。…
※「問題劇」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...
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