喜入[町](読み)きいれ

百科事典マイペディア 「喜入[町]」の意味・わかりやすい解説

喜入[町]【きいれ】

鹿児島県揖宿(いぶすき)郡,薩摩半島鹿児島湾岸の旧町。指宿(いぶすき)枕崎線が通じる。鹿児島市の近郊農村として米,サツマイモ,野菜などを産する。鹿児島市への通勤者が多い。海岸埋立地に石油備蓄基地を有する。リュウキュウコウガイ(メヒルギ)の産地特別天然記念物)がある。2004年11月鹿児島郡吉田町,桜島町,日置郡松元町,郡山町と鹿児島市へ編入。61.15km2。1万3099人(2003)。
→関連項目マングローブ

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android