嘉祥寺[日本](読み)かじょうじ[にほん]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「嘉祥寺[日本]」の意味・わかりやすい解説

嘉祥寺[日本]
かじょうじ[にほん]

京都市伏見区深草町に存在した寺。嘉祥3 (850) 年真雅が仁明天皇崩御後,清涼殿を移して開創した寺で,貞観4 (862) 年にはこの寺の西院を改めて貞観寺とし,そののち仁和寺の別院となったが,荒廃して滅んだ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android