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国分勘兵衛(4代) こくぶ かんべえ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

国分勘兵衛(4代) こくぶ-かんべえ

?-1739 江戸時代中期の商人。
伊勢(いせ)射和(いざわ)村(三重県松阪市)の人。江戸で同郷の呉服店富山家(大黒屋)につとめたのち,日本橋で独立開業。正徳(しょうとく)2年(1712)常陸(ひたち)(茨城県)土浦で地元産の小麦,大豆を原料に醤油(しょうゆ)の醸造をはじめる。土浦醤油製造の元祖で,江戸の店も有力な醤油問屋となった。元文4年10月17日死去。名は宗山。屋号は大国屋。

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(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

国分勘兵衛(4代)

没年:元文4.10.17(1739.11.17)
生年:生年不詳
江戸中期の商人。屋号は大国屋。伊勢国射和(松阪市)の旧家に生まれ,同郷の江戸呉服問屋富山家に奉公,享保1(1716)年に独立して江戸日本橋に店を開いた。武家相手の呉服商売を営むが,享保期に常陸国(茨城県)土浦に出店を設け,享保10年ごろには醤油醸造を開始,江戸店を通じて,江戸醤油問屋への売り込みをはかった。その後,醤油醸造規模は拡大し,土浦店(商標・亀甲大)は江戸後期における有力醸造家の一角を占めている。また,江戸店も有力な醤油・明樽(空樽)問屋として発展した。江戸時代に輩出する伊勢商人の代表例のひとつであろう。<参考文献>林玲子「江戸醤油問屋の成立過程―大国屋勘兵衛商店を中心に」(『流通経済大学創立二十周年記念論文集』)

(谷本雅之)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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