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土地造成 とちぞうせい

世界大百科事典 第2版の解説

とちぞうせい【土地造成】

人間はいろいろな活動を営むために,土地を必要とする。しかし,自然の地形のままでは使いにくいので,高いところを掘削,切土し,その土砂を運搬し,低いところに盛土し,整地して人間が使いやすい平らな用地として整備することが必要となる。このようにして用地を得ることを土地造成といい,このうち水底の土砂の掘削を浚渫(しゆんせつ),水面・湿地帯の盛土を埋立て,また,湿地や干満差のある遠浅の海を堤防で締め切り水位を下げて土地とすることを干拓という。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

土地造成
とちぞうせい
land reclamation

さまざまな土地利用目的にしたがって、陸上の山野や河川、湖沼や海域の一部に土木工事を施して、新たに土地をつくることをいい、わが国では昔からの干拓による農地の造成、江戸初期の神田(かんだ)・日本橋周辺の市街地造成などが知られている。近年における急激な都市化の進展のため住宅地や業務用地が不足し、傾斜地や臨海部にその供給を仰ぐようになったが、地すべりや沿岸災害、環境汚染にみまわれており、安全性と環境保全に十分留意した土地造成の技術が要請されている。[堀口孝男]

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世界大百科事典内の土地造成の言及

【ごみ】より

…これまでのごみ捨て場所には新しい土地ができ上がり,町屋敷なり新田なりに編入された。ごみ捨てが新しい土地を造成することになったのであり,積極的に土地造成のためにごみ捨て場所を指定することも行われた。江戸では元禄(1688‐1704)以降にごみを埋立材料とする新田開発が行われ,そのための請負人も出現した。…

※「土地造成」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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