執行機関(読み)シッコウキカン

デジタル大辞泉の解説

しっこう‐きかん〔シツカウキクワン〕【執行機関】

団体や法人議決または意思決定を執行する機関。理事・取締役会など。
地方自治法上、地方公共団体の長、および教育委員会などの各種委員会または委員。
行政官庁の命により、その処分を実力により執行する機関。警察官収税官吏など。
民事執行法上、債権者の申し立てに基づいて強制執行を行う職務をもつ国家機関執行官執行裁判所など。

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大辞林 第三版の解説

しっこうきかん【執行機関】

団体・法人・地方公共団体などで、議決機関により決定された事項を実行する任務を負う機関。労働組合の執行委員会、会社の代表取締役、地方公共団体の長および教育委員会などの各種委員会など。 ⇔ 議決機関
行政官庁の命により、実力をもって処分などを執行する機関。警察官、租税の徴収職員など。
民事訴訟法上、債権者の申し立てによって強制執行を行う国家機関。執行官・執行裁判所・受訴裁判所の三種。

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精選版 日本国語大辞典の解説

しっこう‐きかん シッカウキクヮン【執行機関】

〘名〙
① 国、地方公共団体、または法人の意思決定の執行の任に当たる機関。地方公共団体の長、公益法人の理事会、会社の取締役会など。
※東京朝日新聞‐明治三八年(1905)一二月一九日「従来の実験上市参事会を執行機関となすの弊害を悟りしに由る」
② 民事執行法上、債権者の申立てに基づき、強制執行を実施する職務を有する国家機関。執行官、執行裁判所、受訴裁判所がある。
③ 刑事訴訟法上、刑事裁判の執行に当たる機関。検察官、監獄官吏、司法警察職員など。
④ 行政上、行政官庁の命令を受けて実力で処分などをとりおこなう機関。警察官、租税の徴収職員など。
⑤ =しっこういいんかい(執行委員会)〔尖端語百科辞典(1931)〕

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