申越す(読み)モウシコス

デジタル大辞泉 「申越す」の意味・読み・例文・類語

もうし‐こ・す〔まうし‐〕【申(し)越す】

[動サ五(四)]手紙などを通じて言ってよこす。「―・された件は処理いたしました」
[類語]報ずる知らせる告げる伝える宣する知らす触れる言い送る申し送る申し伝える申し渡す言い渡す達する伝達する通知する連絡する通告する通達する下達する令達する口達する通ずるコミュニケートする取り次ぐ伝言する話す

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精選版 日本国語大辞典 「申越す」の意味・読み・例文・類語

もうし‐こ・すまうし‥【申越】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 手紙や使いなどを通じて申して来る。言ってよこす。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「清十郎死おくれて、つれなき人の命、母人の申こされし一言に、おしからぬ身をながらへ」(出典:浮世草子・好色五人女(1686)一)

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