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多烏浦 たがらすのうら

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百科事典マイペディアの解説

多烏浦【たがらすのうら】

若狭湾のうち田烏(たがらす)湾に面する集落で,現在の福井県小浜(おばま)市田烏にあたる。中世は多烏の表記でみえることが多く,近世初期に田烏の表記となった。鎌倉初期,耳西(みみにし)郷(福井県美浜町)の日向(ひるが)浦から移住した秦(はた)氏が若狭国守護であったという稲葉時貞の後援を得て開発したとされる。

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世界大百科事典 第2版の解説

たがらすのうら【多烏浦】

若狭湾岸中央部の半農半漁の集落。現福井県小浜市田烏。17世紀後期以後〈田烏〉と表記するが,古くは〈多烏〉であった。鎌倉初期,もと耳西郷日向浦(ひるがうら)(現,福井県三方郡美浜町日向)に住した秦成重兄弟が,時の若狭国守護稲葉時貞の後援を得て移住し,開発したと伝えるが,おそらくより古く平安期から浦人の居住が見られたと推測される。その後この浦は文覚上人のはからいで神護寺領西津荘の一部とされ,文覚配流により一時後鳥羽院領となったが,承久の乱後旧に復した。

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