大任(読み)たいにん

精選版 日本国語大辞典 「大任」の意味・読み・例文・類語

たい‐にん【大任】

〘名〙 重大な任務。大きな役目。また、その役につくこと。大役
太平記(14C後)三九「無才庸愚の身を以て、大任重器の職を汚し候ぬれば」 〔孟子告子・下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「大任」の意味・読み・例文・類語

たい‐にん【大任】

重大な任務。重い責任のある役目。大役。「大任を果たす」「大任を帯びる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「大任」の意味・わかりやすい解説

大任[町] (おおとう)

福岡県北東部,田川郡の町。人口5503(2010)。西は田川市に接する。南北に長い町域の中央を遠賀川支流彦山川が北流し,川沿いに幅約1kmの低地が開ける。町名は大行事,今任原(いまとうばる)の旧村名にちなむ。明治中期以降,三井古河などの鉱区となり,炭鉱町として活況を呈した。しかし,その後,炭鉱が全部閉山したため,人口の急減,土地利用面で後遺症を残した。基幹産業は農業で,彦山川沿いの水田主体となっている。産炭地振興として工業団地などの誘致により人口定着を図っているが,近年は近郊都市への通勤者が増加している。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

普及版 字通 「大任」の読み・字形・画数・意味

【大任】たいにん

重仁。

字通「大」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android