デジタル大辞泉
「大任」の意味・読み・例文・類語
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たい‐にん【大任】
- 〘 名詞 〙 重大な任務。大きな役目。また、その役につくこと。大役。
- [初出の実例]「無才庸愚の身を以て、大任重器の職を汚し候ぬれば」(出典:太平記(14C後)三九)
- [その他の文献]〔孟子‐告子・下〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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大任(町)
おおとう
福岡県東部、田川郡にある町。1960年(昭和35)町制施行。古第三紀層の丘陵が広く分布し、中央部を彦山川(ひこさんがわ)が北流し沖積低地を形成。国道322号の香春(かわら)大任バイパス・田川バイパスが通じる。旧国鉄添田(そえだ)線はバスに転換。大任駅跡地は交通公園になっている。明治中期以降炭鉱町として発展、三井田川と古河大峰(おおみね)の鉱区が町域の大半を占め、大手炭鉱の炭住街が形成されたが、すべての炭鉱が閉山し、水田農村に復帰した。しかし、水田陥没などの鉱害が激しくなったため、その復旧が急ピッチで進められた。面積14.26平方キロメートル、人口5008(2020)。
[石黒正紀]
『『大任町誌』(1970・大任町)』▽『『ふるさと大任』全2巻(2004・大任町)』
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大任[町] (おおとう)
福岡県北東部,田川郡の町。人口5503(2010)。西は田川市に接する。南北に長い町域の中央を遠賀川の支流の彦山川が北流し,川沿いに幅約1kmの低地が開ける。町名は大行事,今任原(いまとうばる)の旧村名にちなむ。明治中期以降,三井,古河などの鉱区となり,炭鉱町として活況を呈した。しかし,その後,炭鉱が全部閉山したため,人口の急減,土地利用面で後遺症を残した。基幹産業は農業で,彦山川沿いの水田が主体となっている。産炭地振興として工業団地などの誘致により人口定着を図っているが,近年は近郊都市への通勤者が増加している。
執筆者:松橋 公治
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大任[町]【おおとう】
福岡県中東部,田川郡の町。明治中期以後筑豊炭田の炭鉱町として発達したが,すべて閉山し,一時人口は急減した。彦山川流域を中心に米などを産する。14.26km2。5503人(2010)。
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普及版 字通
「大任」の読み・字形・画数・意味
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