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大地の歌

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デジタル大辞泉プラスの解説

大地の歌

オーストリアの作曲家グスタフマーラーの独唱付き交響曲(1908-09)。原題《Das Lied von der Erde》。副題は『テノールアルト(またはバリトン)声部およびオーケストラのための交響曲』。歌詞は中国唐代の詩人、李白、王維、孟浩然らの詩に基づくことで知られる。

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百科事典マイペディアの解説

大地の歌【だいちのうた】

マーラーの交響曲。《Das Lied von der Erde》。1908年に作曲され,作曲者の死後まもない1911年にB.ワルターの指揮で初演された。アルト(またはバリトン)とテノールの独唱を伴う6楽章の作品で,詩は李白孟浩然王維などの漢詩をハンス・ベートゲ〔1876-1946〕が独訳したものから選ばれている。
→関連項目フェリアーブンダーリヒ

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世界大百科事典 第2版の解説

だいちのうた【大地の歌 Das Lied von der Erde】

G.マーラーの,2人の独唱者(テノール,アルトまたはバリトン)を伴う交響曲。マーラーは,ハンス・ベートゲが漢詩をドイツ語に翻訳し編纂した詩集《支那の笛》を読んでこの曲を着想した。李白,孟浩然,王維らの詩をテキストにした6楽章からなり,マーラーの死の3年前,1908年に作曲された。彼のペシミスティックな思想が東洋の詩の幻想的な世界を通じて美しく表現されている。作曲者の没後まもない11年11月ミュンヘンでB.ワルターの指揮で初演された。

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大辞林 第三版の解説

だいちのうた【大地の歌】

マーラー作曲の、二人の独唱者とオーケストラによる交響曲。 H =ベートゲ編訳の詩集「中国の笛」から李白・孟浩然・王維・銭起の詩を選んでテキストにした全六楽章より成る。ヨーロッパ世紀末のペシミズムと耽美主義が東洋の幻想的な世界と融和した作品。1911年初演。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

大地の歌
だいちのうた
Das Lied von der Erde

オーストリアの作曲家マーラーが晩年に作曲した「テノールとアルト(またはバリトン)声部およびオーケストラのための交響曲」(副題)。連作歌曲と交響曲双方の性格をみごとに共存・融和させた作品である。『中国の笛』(ハンス・ベートゲ編訳)から李白(りはく)、王維(おうい)、孟浩然(もうこうねん)、銭起(せんき)の詩を選んで六楽章を構成。全体に世紀末のペシミズムと耽美(たんび)主義が支配し、それが東洋的な無常観と結び付いて独特の効果をあげている。1911年5月マーラーは没し、同年11月ブルーノ・ワルターの指揮でミュンヘンで初演された。[三宅幸夫]

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世界大百科事典内の大地の歌の言及

【マーラー】より

…歌曲では,民謡詩集《少年の魔法の角笛》による多数の歌曲,そして《亡き子を偲ぶ歌》(1901,04)などのリュッケルトの詩による後期の歌曲などがあるが,彼の音楽の真髄は生涯に残した10曲の巨大な交響曲にある。そこには6編の歌曲からなる《大地の歌》(1908)や,ラテン語とドイツ語のテキストによる膨大な《第8番》(1906)いわゆる《千人の交響曲》などの異色の作品が含まれている。彼は交響曲の形式で自己の包括的な世界観を表現しようとし,伝統的形式にとらわれることなくあらゆる手段を用いて交響曲の表現領域の拡大をはかった。…

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